06安く単身で引越しを行うためには
単身引越しの費用
新しい学校へ、新しい職場へ、地元で新しい生活をスタートさせる人もいれば地元を離れ新しい地でスタートさせる人もいます。そんな時に一人暮らしを初めてするという人も少なくないのではないでしょうか。転居先を探すことも大切ですが、そこへ荷物を運ぶための引越しも大切です。引越しと聞くと高い料金がかかるのではないかと思っている人もいます。しかし、時期や少し工夫するだけで通常より料金を抑えて引っ越すことができるのです。
一人暮らしをするため、単身での引越しは実家から近い場所であれば家族や地元の友達に手伝ってもらうことで費用を抑えることができますが、少し離れた場所になるとそれも難しくなります。そうなると業者に全て頼む必要があり、何も考えずに頼むと高い費用が必要となるのです。
一般的には新生活を始める人が多い3月から4月は料金が高いため、引っ越すのであればそれ以外の月を選んだ方が良いと言われています。引越しの際にかかる費用は荷物を運ぶ費用だけでなく、新居の家賃や最初に必要となる敷金礼金などさまざまな料金がかかり、家賃の6カ月分が初期費用の相場とされています。そのため、荷物を運ぶ費用はできるだけ抑えたいと考える人も少なくありません。
なるべく費用を抑えるためにはどういったことに気をつければ良いのでしょうか。
少しでも安く引っ越すために
新居が広ければ広いほど、多くのものを持って行きたくなるものです。とはいえ単身で引っ越す場合はワンルームの人が多く、実家にある自分のものを全て持って行ってしまうと荷物だらけになってしまい部屋が狭くなってしまうだけではなく、荷物の量に応じて引越しの費用もかさみます。単身者用のプランを用意している業者も多いので、専用のボックスや規定の量だけに抑えることで費用を削減することができます。単身者のプランは家族での引越しより荷物が少ないことが前提なため、通常よりも安くなっている場合が多いです。引越し業者を選ぶ場合はこのプランがあるかどうかをまず確認すると良いでしょう。
また、荷物の量だけでなく注意しなくてはならないのが荷物の多さです。家族で引っ越す際にはベッドやタンスなど大きな家具の量が多いため費用がかさむのです。なのでこういった大きい荷物の量を減らすことでも安くすることができます。特別必要のないものは実家に置いておくかリサイクルに出すなど、検討してみてはいかがでしょうか。
その他にも荷物が少量の場合は郵送にて運ぶといった方法もあります。場合によっては安く済む可能性もありますが、受け取る必要があったり、壊れ物の梱包に気を配る必要があったりします。さらには電化製品など、取り外しに時間が掛かるものも自分で外し梱包しなくてはなりません。引越しの際はいろいろな手続きに時間が必要となるため、荷物を郵送にしてしまうと手間がかかり引越しの時期が遅れてしまう可能性もあるので注意が必要です。
そして荷物の他に、少しでも安く費用を抑えるための注意点は引っ越す時期です。時期だけではなく、一カ月の間でも土日や月末月初を避けることができる場合は避けましょう。新しい月から転居する人が多いため、月末や月初も料金が高くなっています。引越しの時期を自由に決めることができる人は月の中旬に設定すると良いでしょう。引越しが集中しやすい時期でないと難しいといった人は荷物を工夫したりすることで無駄な出費を抑えましょう。
女性の単身でも安心
引越しとなると費用も気になりますが、女性の単身引越しは他にもさまざまな不安要素が出てきます。
まずは荷造りです。すべて自分でできれば良いですが、引越しまであまり日がない場合は荷造りから業者に手伝ってもらうようになります。そんな時に男性スタッフばかりでは、衣服の梱包などに不安が残るのではないでしょうか。下着類など見られたくないものは大きめの布や中が見えない袋に入れておくと見られずにすみます。女性スタッフが対応してくれる専用プランを設けている業者もありますが、割高になるところが多いです。専用プランは全員が女性スタッフというところが多く、そうなると大き目の荷物があれば男性スタッフが対応するよりも時間が掛かってしまう場合があります。プランはなくとも相談で女性スタッフを含めて派遣してくれる業者もあるため、価格見積もりの際に相談してみると良いでしょう。
また、引越し先までは業者が運んでくれるため大きな家具も新居に運ぶことができますが、電化製品やベッドの組み立て等、もとの状態に戻すのは基本的に自分でしなければなりません。しかし、すべての人がなんでも自分でできるわけではなく、機械が苦手な人はテレビの設置にも一苦労、といった人もいます。そんな人は家電等の設置がサービスに含まれている業者を探すと、設置をお手伝いしてくれます。そういった業者を選ぶことで、一日でも早く新しい生活をスタートさせることができるのです。