86引越しする前にはきちんと整理整頓しておこう
引越しのときの整理整頓のコツとは
引越しするときには整理整頓することが求められますが、このときにはどのようなことに気をつければいいのでしょうか。引越しというのは、不要になった物を捨てる良いきっかけだと言えます。ただ、いざとなるとなかなか荷物を捨てることができない方や、実際のところはどのようにして捨てればいいのか分からない方も多くいるでしょう。
コツとして、まずは新居に移って何をするのかということを意識して整理するといいでしょう。引越しする目的というのは人それぞれあります。例えば進学のために一人暮らしをする、結婚を機に実家や今のアパートから出る、今の家が手狭になった、などさまざまです。したがって、その目的に合わせて自分の荷物をどのように処理すればいいのかをきちんと考えるといいでしょう。
また、なかなか捨てることができない物に遭遇することもあるでしょう。捨てるかどうか迷ったら、どうすればいいのでしょうか。基本的に、自分自身に問いかけて絶対に使うと断言できないのであればそれは捨ててしまって問題ないでしょう。いつか使うかもしれないという理由で物を大事に取っておく方もいますが、その考えだといつまで経っても整理整頓することができません。例えば、1年以上使用していないものがあれば今後も使用しない可能性が非常に高いので、思い切って捨てるといいでしょう。物を捨てるというのは決断力が必要になりますが、いざ捨ててみると非常にスッキリするものです。
仮に、思い出の品が出てきて捨てることができないというパターンもあります。自身の思い出の品や思い入れのあるものであれば無理に捨てる必要はありませんが、写真に撮ればパソコン内にデータとして保存することができますので、そのような手段で整理整頓するのも一つの方法です。
引越しの荷造りの段階で行う整理整頓のポイント
作業をスムーズに行うためには、不要品を整理しつつ同時並行で移送するものをダンボールに詰めることが大事です。また、このときには引越し先でどのようにして収納すればいいのかをしっかりと意識しつつ荷造りするようにしましょう。例えば、新居の収納スペースに自分の荷物がきちんと収納できるのか事前にチェックすることが大切です。荷物を運んだのはいいけど、全然入らないということになったら当日とても困ってしまうことになります。新居の押し入れなどの収納スペースは、必ず事前に寸法しておきましょう。
また、整理整頓に時間をかけ過ぎないようにすることも大事です。ダラダラと片付けをやっていては、いつまで経っても荷物を梱包することができません。可能な限り時間をかけずにしっかりと整理整頓することが重要です。また、多くの人は仕事の合間に梱包などの作業を行いますので、時間をかけていたら引越し当日まで間に合いません。すると、業者にも迷惑をかけてしまうことになるので、必ずスピーディーかつ計画的に作業することを意識してください。
また、時間に余裕があれば、大体でもいいので一度新居のどこに物を収納すればいいのかの予定図を書いておくといいでしょう。当日になって慌てないためにも、事前にしっかりとした計画を練っておくことはとても大事なことです。さらに、椅子などの不要品があったら、当日までに不要品回収業者に依頼して引き取ってもらうといいでしょう。また、読まなくなった本や観なくなったDVDなどがあれば、中古本買い取りセンターなどに持っていけば買い取ってくれますので、引越しにかかる費用をその分浮かすことができます。
整理整頓が終わったら引越し業者に依頼しよう
引越しする段取りができたら、業者に依頼することも忘れてはいけません。自分で荷物を運ぶことができるならそれでもいいかもしれませんが、自分で運ぶとなると補償もありませんし、家具などの大きな荷物の場合は一人で持つことができないので、現実的には無理でしょう。したがって、引越しするときにはきちんと業者に依頼することが大事です。専門のプロであれば荷物を傷つけずに運んでくれますし、しかも一人で作業を行うよりもずっとスピーディーです。
また、引越し当日までにどうしても整理整頓する時間がないのであれば、整理整頓のサービスを行っている業者を選ぶという手もあります。引越し専門業者も増えてきたので、多くの業者が非常に親切に対応してくれます。中でもサービスが充実していて料金はできるだけ安く見積もってくれるところを選択すると、コストパフォーマンス的には非常にいいでしょう。もちろん梱包まで依頼すると手間は大幅に削減することができますが、その分料金はかかります。少しでも料金を抑えたい場合は自分で行った方が良いでしょう。
ネットで調べれば、どのようなサービスを提供しているのかが分かりますので、引越しを考えている方はまずはネットで検索して業者を選ぶようにしてください。そして、無料見積もりを行って自分の引越しがどのくらいの費用にかかるのかを調べ、比較検討することから始めましょう。