83引越しを依頼するタイミングとは?
引越しの業者を選ぼう
す。家族で引越しするための業者や、単身者のためのパックサービスを扱っている業者がありますし、積み込みから引越し先での荷下ろし、家具の配置だけではなく電化製品の設置、段ボールなどのゴミの引き取りまで行ってくれる業者もあります。
依頼を引き受けてくれる業者は多いですが、何を持っていくか決めたり、段ボールに詰めたりする作業は自分で行っていかなければなりません。段ボールに荷物をつめるのも数日はかかります。引越しが決まったら、どんなポイントを重視しながら準備を進めて行くか確認しておきましょう。
まずは、どの業者にお願いするかということが重要です。見積もりは、インターネットからできる業者も増えつつありますので、さまざまな業者を比較してみても良いでしょう。どの業者にも強みがあるため、ホームページなどをよくチェックしてみることが大切です。ホームページのチェックは最初の一歩なので、なるべく早いタイミングで確認するようにしましょう。引越しをする2カ月前から1カ月前くらいにチェックできると、気持ちの余裕をもって準備をしていくことができます。
業者を決めないと、実際の引越しのイメージがなかなかはっきりとしてきません。例えば引越し用の段ボールを提供してくれるサービスがあるところなら、自分で段ボールを準備しなくて済みます。また、新しい家で荷下ろしだけを行うのか、それとも他のサービスがあるのかということも確認する必要があります。新しい家で大型家具を自分たちで設置しなければならないのか、業者がしてくれるのか、エアコンなどの電化製品の再取り付けもサービスの中に入っているのかなども、事前に把握しておくようにしましょう。
はっきりとした見積もりを出してもらいたいとき、家具の大きさなどを業者に見ておいてもらいたいときは、実際に訪問してもらって見積もりをしてもらう方法もあります。
見積もり依頼のタイミング
実際の見積もりのポイントもチェックしておきましょう。見積もりを依頼するポイントは、なるべく具体的にということです。タイミングは引越し先の住所が決定し、希望日がだいたい決まっていて、ある程度の荷物が決まった時です。
住所はとても大切です。住所が分からないと正確な見積もりはできません。また、新しい家にはエレベーターがあるのか、道路状況はどういったところなのかという情報も大切になります。さらに、引越しの希望日時もポイントの一つです。業者の中には、平日を選ぶと格安になるサービスを行っているところもあります。そのため、はっきりとした日時ではなくても、ある程度の期日が決まっていると、見積もりの料金もより具体的に提示されることになるでしょう。土日は平日より引越し依頼が多いため、早めに見積もりをしないと希望の日時が確保できないということもあります。
持っていくものについてのリストも大切です。部屋の中をチェックして、まずはリストアップするところから始めましょう。大型家具から始めていくと、うっかりリストに入れるのを忘れるということがなく安心です。実際にこれくらいで収まるかなと思っていても、それより荷物が多かったという経験は誰でも思い当たることがあるのではないでしょうか。少し多めに考えておく方が得策です。
忘れがちなのが、自転車やバイクのような家の外にある荷物です。また植木鉢やプランターといった庭に置いているようなものもリストに入れましょう。これらは段ボールに入れるものではなく、形も複雑であるため、トラックに積み込むとある程度の場所を取ります。こういった荷物も忘れないようにリストアップしましょう。これらの情報をもとに作業人数が変化したり、トラックの大きさが変化したりするため、しっかりと確認した上で見積もりを依頼するようにしましょう。
引越し依頼のその他のポイント
近距離の引越しなら特に問題になることはありませんが、遠距離なら何日後に自分の荷物が到着するかもチェックしておきたいポイントです。タイミングよく自分が引越し先に到着した時に、トラックも到着してくれるのが理想ですが、現実はなかなか難しいものです。遠距離に強い業者だと1日後や2日後に到着しますが、遠距離だと他の荷物と一緒に運ぶいわゆる混載便になることが多いため、他の荷物との兼ね合いもあり希望通りの日程にならないこともあります。
稀なケースではありますが、5日後に荷物が届くとしたら、身の回りで必要なものだけは別の段ボールに入れて郵送する、ということも考えなければなりません。また新しい家で必要なものだけ先に購入するか、ということも考えなければいけないことです。
引越しサイトには口コミや評価のページがあることが多いので、こういう箇所もチェックすると、実際に利用した方の声を参考にすることができます。依頼のタイミングも利用した方の情報を参考にするとより具体的に分かるでしょう。