00引越しをする前に注意すること
引越す前にしておくこと
引越しとなると当日までにやらなくてはならないことがたくさんあります。新居を見付けるのはもちろんですが手続きも各所に必要となります。単身の場合は自分でできることと人に頼んでも良いことを調べておくと手伝ってもらうことができます。
まず、今現在一人暮らししている人は引越しの数か月前に今住んでいる場所の管理会社や大家さんに引越す旨を連絡し、退去についての話をする必要があります。この連絡が遅くなってしまうと余分に家賃を払わなくてはならなくなってしまう場合があるため、あらかじめ契約の時にもらった契約書を確認して連絡しましょう。退去する連絡が終われば次は引越し業者を探します。時期によっても異なりますが、繁忙期と言われる転居する人が多い時期は早めに見積もり等を行わないと予定の日が既に埋まってしまいずらさなくてはならない、といった事態になる可能性もあります。新学期の時期となる2月から4月に転居する場合は特に気を付けましょう。また、当日は荷物を運ぶだけでなく、部屋の明け渡しや荷物の受け取りがあるため今の家と転居する家、両方に人が必要となります。一人で行うこともできますが、もし可能であれば家族や友達に相談してみるのも良いのではないでしょうか。
日取りが決まれば水道光熱費など、今の家で契約しているものの解約手続きを行います。これも家賃と同じで契約の時に、解約する場合はいつ連絡するかが書かれた契約書があるはずです。無くしてしまった場合はあらかじめ連絡して確認すると良いでしょう。それと当時に、新居での家具や大きい電化製品の配置も考えておく必要があります。小さいものであれば引越したあとでも問題ありませんが、一人で動かすことが困難なものはあらかじめ決めておかないと荷物を運んでもらう時どこへ置けば良いのか業者に言うことができず、当日慌ててしまいます。なので、引越し当日までに大まかな家具の配置は決めておきましょう。
もし新居へ事前に行くことができる場合は簡単な掃除をしておくのも良いです。クリーニングをしてくれている賃貸が多いですが、日が経ってしまっていると既にほこりが溜まっている場合もあります。大きな家具を設置した後での掃除となると時間も労力もかかるため、事前にしておくと綺麗な状態で部屋を利用できます。
荷造りの注意事項
引越しの際に必ずある作業が荷造りです。荷造りをする前にはまず、持っていくものと持っていかないものを分けることが大切です。すべて持って行ってからいらないものを処分するとなると、荷物を運ぶための費用がかさみます。なので、できる限り新居へ移る前に分別しましょう。まだ使えるものは捨てるのではなく、リサイクルショップ等に持っていき処分する方法があります。もう壊れているものや捨てるものはごみとして処分しますが、引越しの際にはたくさんのごみが出るため原則として、地域の集積所へ持っていくのはマナー違反とされています。ごみは可燃、プラスチック、紙等の項目に分かれておりそれぞれ出す日が違います。転居のためにいろいろなものを処分すると出てくるごみを一度に捨てることはできないため、自治体に問い合わせることや、クリーンセンターへ自分で持っていくなどして処分しましょう。単身引越しのため一人で処分するのが難しい場合は家族に頼むか、業者によっては引越しの際に有料で処分してくれるところもあります。
持っていくものを箱詰めする場合は、使わないものから順番に箱へ詰め使うものは上の取り出し安い場所へ入れると新居に行ってからスムーズに荷ほどきをすることができます。また、入れる荷物によって段ボールの大きさを変えると運ぶ際に重過ぎて持てないといった事態を避けることができます。何を入れているのか、簡単に段ボールへ書いておくとさらに荷ほどきの時に何がどの箱に入っているかわからず全部開けて確かめるといったことも防止できます。段ボールは業者に相談すると用意してくれるところもあります。
貴重品の類いは業者が補償できないため運んでくれません。自分でまとめて新居へ行く際に持っていきましょう。
引越しに適した時期と日程
引越しの費用が高いのは新学期の時期ですが、年間で空き物件が多いと言われている時期も実は同じ時期なのです。学生や社会人が新しい生活をスタートさせる時期なので今住んでいるところを出る人が多く、そのため空き物件が多くなります。しかし引越しの費用が高くなってしまうため、この時期に転居を考えている人は転居の日を平日にすることで少し費用を抑えることができます。時期を選ぶことができる人は5月から8月が狙い目です。4月までに売れ残った物件が格安で空き物件になることがあり、また引越し業者の費用も繁忙期より安いため費用を抑えて転居することができます。
また、単身での引越しの際は家族や友達の力を借りて転居するという人も少なくありません。そういった人は周りの人のスケジュール状態も確認して日取りを決めましょう。部屋を決める際も引越し業者を決める際も、見積もりが大切になります。単身となると一人ですることが多くなりますが、余裕をもって動くことでスムーズに新しい家へ転居することができるため、手続き等は早めに行いましょう。