00引越し業者や自分で用意する梱包材について
引越し業者が用意する梱包材
新居に移動をする際には梱包を業者に依頼するか、自分で梱包をする必要があります。業者に依頼する際のメリットとして面倒な作業を一切する必要がない、またプロが梱包をするので品物に傷がつく心配がないといった点があります。デメリットとしては見積もりの金額が上がってしまうという点です。そのため、できるだけ見積もりの金額を抑えたいという場合には自分で梱包をしていく必要があります。
自分で梱包をする際には段ボールなどが必要になります。段ボールにはサイズがあり、まとめる品物の全体的な大きさによってそのサイズは異なってきます。段ボールの用意についてですが、自分で購入することもできますが、業者が用意をしていて、無料で提供してくれる場合もあります。梱包で必要なガムテープも同様に業者が無料で用意してくれるところがあります。そのため、まずは業者に見積もりを依頼する際に段ボールやガムテープの無料提供があるかどうかを聞くようにします。ただこの際に段ボールやガムテープを無料で用意してくれるからといって見積料金が高いとあまり意味がありません。見積料金と段ボールやガムテープの料金を合わせた金額から実際に依頼をする業者を決める必要があります。
段ボールやガムテープの提供をしない業者は避けるべきかということについてですが、提供はしなくても料金がリーズナブルなところもあります。段ボールはホームセンターやスーパーなどで中古のものを無料で受け取ることもできるため、あまり重視しすぎる必要はありません。それよりも料金の面でメリットがあり、対応が親切な業者の方がはるかに重要になります。あくまでも考慮に入れる程度に考えるようにしましょう。
自分で購入できる梱包材
引越し業者に依頼せずに自分で梱包をする際には段ボール以外の梱包材を用意しなければなりません。案外梱包の際に使用するアイテムは種類が多いものです。一般的に良く使用されるアイテムを知っておくと、実際に梱包をする際に便利ですし、持ち物が傷ついたりすることから保護することができます。
まず段ボール内にできる隙間を埋めていくのに便利なのがエアークッションです。ビニール素材で膨らんだアイテムですが、取り扱いが簡単ですし、割れても危険がないので女性の方でも安心して梱包作業ができます。これは隙間があることで品物同士がぶつかる危険性を避ける際に使用します。またエアキャップや梱包の際には非常によく使用するアイテムですが、ボトルなど割れると困る品物を包むことで衝撃から守ることが可能です。次に、段ボール内に入れておき、外部からの衝撃を和らげる効果があるのが発泡材です。特に品物を衝撃から守りたい場合には用意しておくと便利です。さらに、ミラーマットは小さい品物を包み、衝撃から守ることができます。
このように、梱包の際に使用するアイテムが色々とありますが、用途によって揃えておくと便利です。しかし、地域によってはこういったものを購入することができない場合もあります。そのような場合はインターネットなどを通じて購入をしておくといいでしょう。壊れ物があると思われる場合にはこれらのアイテムは必須となります。使用しないで梱包をすると品物に傷がついたり、割れたりすることが多くあるので、割れ物があるときには必ず用意するようにしておいてください。
梱包材の購入について
引越しの梱包を業者に依頼しない場合には自分で行うことになりますが、梱包材を用意しておくことで、割れ物をきちんと守りながら梱包をしていくことが可能になります。
まず段ボールですが、これは引越しの業者がサービスとして提供してくれることがあります。サービスを行っていない場合にはホームセンターやスーパーなどに行って無料で中古の品を手に入れることができます。特に中古でも構わないという方はお店に行って中古の段ボールがあるかどうか聞いてみるといいでしょう。そのとき、段ボールはできるだけ多めに確保しておく必要があります。また、段ボールに詰める品物はあまり多く入れないことが大切です。特に割れやすい品物は隙間を作り、その隙間をエアークッションなどで埋めておくと割れる心配がありません。重い荷物は小さめの段ボールに入れ、軽い荷物は大き目の段ボールに入れましょう。荷物の重さなどを考慮に入れて必要な段ボールの個数を確保するようにしてください。
段ボール以外には割れ物を守るために使用するアイテムを揃えておくことが大切です。そのような場合にはインターネット通販を利用して商品を購入するのもいいでしょう。通販では様々なお店が梱包で使用するアイテムを販売しています。自分が必要としている商品を扱っているお店の中から送料も含めて最もリーズナブルなお店を選択し、引越し業者がくるまでに間に合うように早めに購入して手元に置いておくようにしましょう。