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引越しをするときのダンボールの使用方法とは?
引越しすることが決まったら荷物をスムーズに運ぶためにダンボールに梱包していきますが、そもそもダンボールというのはどこから入手すればいいのでしょうか。ダンボールを入手するためには、スーパーやドラッグストアなどのお店から不要なものをもらったり、ホームセンターや通販サイトで購入したりする方法があります。
ただ、最近であれば引越し業者が無料でくれるケースが多いので、わざわざ通販サイトで購入しなくても問題ありません。引越し業者からもらうダンボールの数が足りない場合であれば、近所のお店にもらいに行くといいでしょう。もしくは、電話をすれば引越し業者から追加でもらえることもあるので、まずは相談をしてみましょう。業者にとっては大切なお客さんなので、相談に乗ってくれることもあります。
では、実際に荷物を梱包するときには、どのようにしてダンボールを組み立てればいいのでしょうか。基本的には梱包した状態で持ち上げると中心に最も圧力がかかってしまうので、ガムテープを貼るときに工夫する必要があります。ガムテープを貼るときには、十字に貼るようにすることで、圧力がかかる中心部をうまく補強することができるので、底が抜けるというトラブルを防ぐことができます。
逆に悪い貼り方というのは、Hの形でガムテープを貼ってしまうことです。この形で貼ってしまうと、隙間から荷物はこぼれにくくなりますが、やはり圧力のかかる中心部を十分に補強することができないので、重さに対してはあまり強くなりません。また、ときどき蓋を重ねてテープを使わずに組み立てる人もいますが、その方法だと中央部分が非常に弱くなるので絶対に行わないようにしましょう。
適切に梱包するためにサイズには気をつけよう
引越し業者からもらえるダンボールや、通販などで購入できるものはサイズが何種類かあります。したがって、梱包する荷物の大きさに応じて使い分けることによって、上手く運搬することができます。
基本的には、サイズの小さいダンボールには重たい物を入れるのが鉄則です。例えば食器や本、雑誌などです。逆にサイズが大きなものには軽くて大きさがあるものを入れるといいでしょう。例えば、衣類や洋服類などです。そもそも、なぜ大きさを使い分けた方がいいのかと言うと、大きなサイズのものに本や雑誌などの重たい物を入れてしまうと、重量が30キロ以上になることもあり、持ち上げることが困難になってしまうからです。また、仮に持ち上げることができたとしても、今度はダンボールの方が重さに耐え切れずに底が抜けてしまうことがあります。したがって、重たいものは小さいサイズの物に入れるようにすることが鉄則となります。
箱が抜けないようにするための目安としては15キロ程度になります。ただ、毎回重さを量っていては引越し作業が進まなくなってしまうので、自分で持って問題無く持ち上げることができる重さを目安にするといいでしょう。そして、無駄にダンボールの数を多くしないためにも、無駄無く梱包することが大事です。例えば、本を入れた箱にまだスペースがあったら、軽いタオルや衣服などを入れることで重くさせずに梱包する量だけを増やすことができます。箱の数が多くなってしまうと運搬も梱包もとても大変になってしまうので、なるべくコンパクトに収めるようにすることが上手な引越しのコツです。
荷造りするときには破損しないように注意しよう
引越しするときには、壊れやすい食器なども梱包しなくてはなりませんが、運搬中に割れないようにするためには上手に梱包をする必要があります。コツとしては、食器や陶器製の物を梱包するときに、まずは小さめのダンボールに入れることがポイントです。陶器製の物や食器というのは重量がそこそこあるので、小さめの箱に入れます。
そして、箱の底にはクッション代わりになるように新聞紙などを詰めるようにします。こうすれば、運搬中に破損するリスクを抑えることができます。新聞紙がなかったらエアキャップなど何か緩衝材になるようなものを敷き詰めるようにしましょう。そして、食器と食器の間にもまんべんなく緩衝材を入れるようにします。最後に箱の上手にも緩衝材を敷き、あらゆる方向からの衝撃にも耐えることができるようにします。こうすれば問題なく運ぶことができます。
また、DVDやCDも衝撃に対して弱いので、平らにして詰めるのではなくて立ててから梱包するといいでしょう。同時に緩衝材を入れてケース同士がぶつかって破損しないようにすることが大事です。また、割れ物を梱包し終わったら、マジックでその箱に割れ物が入っていることをしっかりと記入しておけば、運搬の際にも慎重になるのでより安全です。このように、工夫することで衝撃に弱い物であっても問題なく運ぶことができるので、引越しするときには気をつけて梱包をするよう心がけましょう。