00引越しするときに安い時期とは
新たな場所に転居することになったら
社会人だけではなく、学生でもある時期になれば、新たな場所に転居するということが出てきます。引越しということは、誰しも人生の中で必要になってくる時があるものです。その時には、できるだけ費用を抑えて引越しをしたいと考えるでしょう。ただでさえさまざまなことにお金がかかってくるため、安い費用で引越ししたいというのは当然のことです。では、少しでも下げるためにはどのようなことに留意すればいいのでしょうか。
実際に引越しをする場合、安い時期というものはあり、そのタイミングを考えることが重要です。無駄にお金を払うのではなく、ほんの少し時期を変えるだけでも、金額が安くなることがあります。料金ということでは、月も日も曜日も関わってくることを忘れてはいけません。時間帯によっても差が出ることがあります。
この背景に何があるのかと言えば、需要と供給の問題です。需要が集中すれば、それだけ供給が追いつかなくなり料金は高くなります。逆も重要であり、仕事が少ない時期には安くして仕事を取ろうとするため、利用者からするとお得になることがあります。このことをふまえて考えていくと、引越しには需要が集中する時があるので、タイミングを考えてみるだけでもかなりの違いが出てきます。
引越し業者の都合ということを考えてみることがポイントです。実際に忙しい時には仕事があふれていますが、なくなれば社員の給料や車両の維持にもお金がかかります。利益を下げても仕事を取らなければならないのですから、そういう時期が一番の狙い目になっていくと言えるでしょう。
需要と供給の関係を考えてみる
具体的なタイミングはいつになるのかということになると、移動が少ないときは安くなるというのが一般的な考え方です。月の中で移動する人が少なければ、それだけ引越しは発生しません。単純なことですが、ここから考えていくといろいろと見えてきます。
世の中の流れに大きな影響を受けることになりますが、卒業や入学の時期である3月4月は引越し業者の繁忙期です。社会人としても転勤による異動が出てくる時であり、引越しする人が増えるでしょう。同様に9月も企業の場合転勤があります。そうなると、どうしても料金は上がっていくことが分かります。
逆に安いときはいつかといえば、動きにくい時期です。例えば1月はお正月明けであって、この時に引越しをする人は比較的少なくなっています。5月6月7月になると、この時期は新入社員などが増えた頃でもあり、入学直後であったりするため、転居は考えにくいと言えます。11月は春と秋の引越しシーズンの間で意外と狙い目です。12月という頃も、年末に向かっていくことになるため、引越しの動きは少ないようです。
これらのことから分かるように、引越し業者が忙しくなる時期が存在します。そういった繁忙期が価格にも反映されるということを考えていかなければなりません。実際にかなり大きな差がついてくることになるため、事前に情報を収集して検討することは大切です。
ひと月の中でも高い安いが存在する
同様に同じ月の中でも、日にちによって差があることも考える必要があります。1日の中の時間帯ということを考えると、ここにも差が出てくることが分かるでしょう。
例えば、新しい場所に転勤になるとすると、月初めの1日からスタートすることが多いでしょう。当然のことですが、ここに間に合わせるようにするとなれば、前月の最終週から1日に向けて依頼が集中することが考えられます。この時に引越ししてしまわなければ、間に合わなくなるからです。そうなると当然高い値段設定になってくることを承知しておかなければいけません。
それに比べて、平日で休日の前日を除いて中旬ぐらいまでは、依頼数は確実に減少します。これも当然のことではありますが、平日は仕事も学校も休みではありません。さらに、あまり仕事に影響のない週となってくることからも、依頼数は少なくなるでしょう。当然業者は仕事が欲しいということになってくるため、安い価格が設定されることもあります。どうしても土日は混雑しがちなので、安い時を狙いたいのであれば、平日が狙い目です。
また、時間的には午前中の方が高くなりやすい傾向があります。午前中に終わらせてしまった方が都合が良いと考えるからです。移動して午後には整理を始めたいということになれば、どうしても午前中に集中することになるでしょう。当然価格は一般的には午前中のほうが高く、午後の方が安くなる傾向があります。特に夕方遅い時間帯になると差がついてくることになるので、タイミングをよく考えておくことが大切です。
少しずつでも細かく見てみると、価格の差が発生することが分かります。そんなに難しいことではなく、単純に忙しいか、そうではないかということで価格は変わってくることになります。自分の都合の変更できる部分も合わせて考えてみるといいでしょう。