00引越し時に発生する不用品回収サービスの活用法
価値のあるものは売却してみるのも一つの方法
引越しの準備をするにあたって荷造りをしていると、不用品がたくさん出てくることもあるでしょう。この不用品をどう処分するか、悩むケースもあるはずです。もし自分にとっては不要でもまだ使えるアイテムであれば、中古品として売却する方法があります。多少のお金になれば、それを引越し費用に充てることも可能です。例えばリサイクルショップに売る方法があります。リサイクルショップの中には、出張買い取りのサービスに対応しているところも存在します。引越しの準備で店に行っている暇がない、たくさん不用品があるので持ち込めないという人でも安心です。もし余裕があれば、不用品として売却する品物の汚れを拭き取っておきましょう。少しでも見た目がきれいになると、買い取り金額がアップする可能性があるからです。
ネットオークションは一般でも広く利用されるようになりました。ネットオークションに不用品を出品して売るといった方法もあります。ただしネットオークションを利用する場合、いくつか注意すべきことがあります。サイトによっては年会費など参加するためにコスト負担しなければならないところもあります。そのほかにも買い主に商品を送る際に送料はこちら負担になる恐れも考えられ、売却できたけれども、コストを差し引くと赤字になってしまうこともあり得ます。また商品の状態はできるだけ細かく記載するようにしましょう。「商品にこんな傷が入っていると書かれていなかった」などのクレームが入りトラブルになることも考えられるからです。
粗大ごみの回収サービスを活用する
自治体では、粗大ごみの回収サービスを行っています。こちらを使って、不用品の処分を行う方法もあります。ここで注意しなければならないのは、粗大ごみ回収のルールや費用が自治体によって異なる点です。中には引越し先で粗大ごみ回収サービスを利用したほうが、費用も安くあがるケースも出てきます。今では自治体のホームページを見れば、粗大ごみの回収費用が簡単にチェックできるのであらかじめチェックしておきましょう。
粗大ごみ回収サービスを利用するにあたって、家電の処分には注意が必要です。現在家電リサイクル法というルールがあって、エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機が対象です。もしこれらの家電を引越し時に廃棄するのであれば、その家電を購入したお店もしくは買い替えをする店舗に引き取ってもらいます。店によって引き取り方法は若干異なります。ですからまずは店に問い合わせをして、持ち込むようにしましょう。
中には遠方に引越しするので、近くに家電を購入したお店がないというケースも出てくるでしょう。その場合には自治体に相談してみると良いでしょう。回収方法についていろいろと職員から提案をしてくれることがあります。
不用品回収サービスを行っている業者も
もう一つの方法としては、不用品回収サービスの活用が挙げられます。不用品回収サービスのいいところは、回収までの手続きがスピーディーな点です。先ほど紹介した自治体の粗大ごみ回収を利用する場合、自分で処理場まで運搬しなければならないケースが多いです。しかし回収業者にお願いする場合には、業者のスタッフが自宅にやってきて不用品回収を進めてくれます。きちんとした業者であれば、大型の不用品も持っていってくれます。柱や壁、床などに傷をつけることもないので敷金を不当にとられる心配をする必要はいりません。
粗大ごみの場合、自治体が行っているので回収できる日は平日中心になります。普段仕事をしている人はなかなかサービスを活用しにくいですが、不用品回収サービスの場合、週末・祝日などでも回収対応している業者は多く、普段仕事で忙しい人でもサービス活用できるところが魅力です。一般的な不用品回収サービスの流れですが、電話もしくはメールで申し込みをします。どのような不用品の処分を希望するか伝えると見積もりを出してくれます。その値段に納得できれば、回収する日時を決めます。当日不用品を回収してもらったところで代金を支払います。
中には引越し業者でも回収のサービスを行っている場合もあります。引越し荷物の搬出ついでに不用品を回収してもらえるので手間がかかりません。ただし業者にお願いする場合、引越し本体の費用とは別途で料金が発生するケースも多いです。引越し業者のホームページに、不用品回収に関するサービスに関して記載されているのでチェックしておきましょう。もし回収に関する記述のない場合には、見積もりをお願いするときに問い合わせてみるのがおすすめです。引越し作業は思っているよりもかなりの作業を要します。ですから比較的早い段階から荷造りを始めたほうがいいでしょう。家族で引越しする場合には、できれば1カ月くらい前から荷造りを始めて、不用品がどの程度出るのか確認しておきましょう。そして上で紹介したサービスの中でどれがベストかも検討すべきです。