まず引越しが決まったら選ばなければいけないことがあります。それは業者選びです。それぞれサービス内容は様々で、満足のいくサービスを提供してくれる業者を選ぶ必要があります。しかし、引越しはそう何度も経験するものではなく、何を基準にすればいいか分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。さらに、最近ではテレビやネットなどで様々な業者を宣伝しているので、余計に迷ってしまいます。そこで、今回は引越し業者選びで重視すべきことについてお話します。

まず、予算内に収まるサービスを探します。料金を把握するには、業者のホームページにある見積サービスを使います。これは荷物情報などを入力することにより、メールに見積結果が届くサービスで、これを利用して大体の料金を把握することができます。また、一括見積ができる見積サイトというものがあり、一度に複数の業者に見積申請を出すことが可能です。このサービスを利用することにより、料金の比較が手軽に行えるだけではなく、メールでの対応も比較できます。このメールで確認する点はメールでの対応が遅い、質問への対応が不足しているなどを確認することで、その業者の質を比べることができます。

次に時期です。業者には忙しい時期の繁忙期と予定に空きのある閑散期があります。これは業者によって時期が違う場合があるので、メールなどで問い合わせて、対応に融通のききやすい閑散期を選びましょう。また、業者ごとにサービスは異なり、その業者が得意とするサービスというものがあります。つまり、選ぶ時はその業者が何を売りにしているのか確認することが重要になります。ちなみに、費用を抑える方法として、自分でトラックを借りてやる方法や格安配送などがありますので、サービスよりも料金を優先する人はこちらの方も検討してみてはいかがでしょうか。

以上の様な事に気を付けることで満足できるサービスが見つけやすくなります。引越しは新しい環境に行くための数少ない機会ですので、失敗のない様に選びましょう。

引越しは転勤や一人暮らしなどの理由で一年を通して利用される方がいらっしゃいます。この引越しをする上で考慮されるのが料金です。この料金は利用するタイミングによって、大きく変わります。そこで、今回はどのタイミングがおすすめか紹介します。

まず、忙しい時期である繁忙期は3月、4月、夏休みなどは新生活の開始や長期の休みを理由に引越しを依頼する人が多く価格が割高になっているため、料金交渉が難しいです。対して、1月、2月、6月、11月は閑散期となっていて、依頼する人が少なく料金交渉がやりやすくなっています。特に梅雨などは休みがなく、雨により依頼が少なくなる機会が多いので、料金を気にする場合は閑散期を狙いましょう。また、曜日によっても変わります。土日、祝日や大安などは依頼人が多く、逆に平日や日曜日の午後などは依頼が空きやすいため、価格交渉を行いやすいでしょう。さらに、一カ月前に予約すると割引を行ってくれる会社も多いので、予定を調整できる場合は活用しましょう。

ただ、業者によっては忙しい時期や仕組みが違う場合もありますので、依頼する業者を決めて事前の問い合わせをおすすめします。時期を選ぶことによって料金が大きく違ってきますので、少しでも費用を抑えたい人は試してみてはいかがでしょうか。

引越しをした場合のマナーがあります。それはご近所への挨拶です。これを怠ってしまうと、せっかく、業者選びや閑散期などタイミングを見計らって引越ししたのに、周りの人から悪い印象を持たれてしまい、住みにくい環境になってしまう場合があります。そこで、今回は引越し時行っておくマナーを紹介します。

まず、挨拶する範囲です。両隣は基本ですが、マンションなら上下の階の人、一軒家なら正面や3件先まで挨拶することが理想的です。そのうえ、住人だけではなく、管理人あるいは大家さんにも忘れずに挨拶を行いましょう。

次に挨拶に行くタイミングです。期間としては、引越しから1週間以内には挨拶に行きましょう。また、当日は引越し作業で何かしら迷惑を掛けていますので、謝罪の意味も含めて当日に挨拶することをおすすめします。そして、個人ではなく、家族の場合はどんな人物が来たか紹介する場ですから、家族全員で挨拶に行くことが理想的です。また、小さい子どもが居る場合、鳴き声などで迷惑を掛けてしまうかもしれないなどと、事前に伝えておくことで後の付き合いがスムーズになります。最後に挨拶の品です。挨拶に行く場合手ぶらだと失礼に当たるので、当たり障りのない石鹸やタオルなどの日用品や消耗品を贈ることが適しています。この様に挨拶を実践することにより、ご近所との関係が築きやすくなります。家を変わることはなかなかない機会ですし、新しい環境に馴染むためにも、挨拶はしっかりとすることをおすすめします。